2014年6月27日金曜日

エマージング債の流通市場

-- Risk grows of disorderly EM bond sell-off - http://www.ft.com/cms/s/0/f9321b08-fd23-11e3-bc93-00144feab7de.html

加熱気味というのは、いつ冷えるかわからない市場については常に言えるわけですが、流通市場がシュリンク、発行市場は拡大というのが潜在的に脅威だというのは面白い視点ですね。

2014年6月17日火曜日

投信と影の銀行

-- Fed looks at exit fees on bond funds - http://www.ft.com/cms/s/0/290ed010-f567-11e3-91a8-00144feabdc0.html

信用創造の機能は銀行の独占ですが、信用仲介は、社債投信やバンク・ローン投信にもありますよね。投信版取り付け騒ぎを避けようというのがこの『解約ペナルティ』の話なんでしょうけれど。

2014年6月10日火曜日

市場の予想変動率

-- Market volatility plummets to multiyear lows - http://www.ft.com/cms/s/0/fa992268-efe3-11e3-9b4c-00144feabdc0.html
ボラティリティの低下には専門家の末席を汚す人間として高い関心を持っていますが、前回のことを考えると『嵐の前の静けさ』ちっくな怖さが残るのは確かですね。こういうときはオプションの買い側になるべきなんですけれど、そういう合理的な判断ができないのが悩ましいですね。

2014年6月9日月曜日

儲け続けるのは難しい

-- Goldman stars fall back down to earth - http://www.ft.com/cms/s/0/08374420-ed8e-11e3-8a1e-00144feabdc0.html そりゃそうだわな、という話ではあるのですが。

2014年6月6日金曜日

オーストラリアのCPDO裁判

S&P loses Australia appeal over ratings http://www.ft.com/cms/s/0/681d754a-ed1f-11e3-8963-00144feabdc0.html?ftcamp=published_links%2Frss%2Fcompanies_financials%2Ffeed%2F%2Fproduct

オーストラリアで、CPDOの格付けが高くて投資家が損したという裁判があって、控訴審でも格付け会社(S&P)が敗訴したそうで。500ページあるということなので、原審同様、読みごたえはありそうですね。

マイナス金利

欧州中央銀行がマイナス金利を導入したという話ですが、民間銀行による中央銀行預け金が対象ですから、直接のインパクトはないですよね。実効性というよりは、シンボリックなものですが、なにかをやったという点で、デフレに悩んでいたどこかの国とは違うと。

2014年6月4日水曜日

現物利払い債券

-- Sales of boom-era ‘PIK’ debt soar - http://www.ft.com/cms/s/0/5b4a3efe-eb1f-11e3-bab6-00144feabdc0.html

利払いに必要な現金すらなかったら、その資金も借りてしまえばいいですよね。それを社債に内在させてしまうのがPIKで、金融危機前のLBOブームでよく見られましたが、また増えているそうです。少なくとも金融の世界では、歴史は繰り返しますね。

2014年6月3日火曜日

それでもバンク・ローン投信は販売される

LBO Defaults Set to Reach A High This Year, Fitch Says http://blogs.wsj.com/privateequity/2014/06/02/lbo-defaults-set-to-reach-a-high-this-year-fitch-says/?mod=WSJBlog