US distress debt investors target Europe - http://www.ft.com/cms/0322d550-6f0b-11e3-9ac9-00144feabdc0.html
米国のディストレス債権投資家が、ヨーロッパで活動を活発化しているとか。昔は日本がそういう楽しい国だと思われていたのですけど。
US distress debt investors target Europe - http://www.ft.com/cms/0322d550-6f0b-11e3-9ac9-00144feabdc0.html
米国のディストレス債権投資家が、ヨーロッパで活動を活発化しているとか。昔は日本がそういう楽しい国だと思われていたのですけど。
Banks address ‘too big to fail’ question - http://www.ft.com/cms/df877896-6c7e-11e3-ad36-00144feabdc0.html
イギリスの銀行は、かつては米銀と異な持株会社方式でなかったので、この話は出なかったのですが、今や時代は変わったということですね。ただ、他の欧州諸国の銀行が引き続き親会社=銀行ですから、競争上どうよ、という気もいたしますが
South Korea funds flourish as rivals fade - http://www.ft.com/cms/872ce12a-6631-11e3-aa10-00144feabdc0.html
日本でも日本のファンドが頑張っているとは思うのですが…。
"Insurers pose risk for next big crisis" http://feedly.com/k/1eGQBHO
保険会社は直接は決済機能を持っていないので、銀行ほどは破綻時の影響は大きくないのですが、結局、デリバティブやレポで金融セクターに組み込まれちゃうんすよね。
https://www.globalcreditportal.com/ratingsdirect/renderArticle.do?articleId=1230310&SctArtId=204231&from=CM&nsl_code=LM&sp_mid=26243&sp_rid=53700
株価も上がってきたし、世の中のリスク許容度も高まるといいですね、業界の末端にいる人間としては。
US corporate bonds rally on Fed taper - http://www.ft.com/cms/8d9d7e02-6992-11e3-89ce-00144feabdc0.html
アメリカで社債のスプレッドが縮小しているようですね。景気の方向を考えれば当然なんでしょうけれど。
'New GOP': More Hostage Threats - http://huff.to/1cKitao
アメリカで予算で妥協案まとまったようですが、債務上限とは関係ないわけで、来年2月以降、汗になりそうですね。
NYTimes: Cook Islands, a Paradise of Untouchable Assets http://nyti.ms/1fu4pCh
クック諸島の信託が面白いらしいです。お金持ちの人にしか関係ないんでしょうけれど。
"CMBS issuance at highest since crisis" http://feedly.com/k/1b6QAJc そろそろ、時期的にはそうですよね。不動産投資や不動産のリファイナンスそのものは悪くないわけで
"Risky Investment Vehicle With High Yields Gains Prominence" http://dealbook.nytimes.com/2013/11/26/risky-investment-vehicle-with-high-yields-gains-prominence/
確かに、傍から見ればそうなのかもしれないとも思いますが、BDCもきちんと銘柄を選べばそれなりに良いと思うんですよね。十把一絡げはどうなのかなぁー。
"Carlyle to Buy Investor in Hedge Funds" http://feedly.com/k/1idhB36 旧来からある投資運用会社のビジネスモデルにも一理あるということなんでしょうね。販売に手を出さなければ、運用ビジネスはリテールではないですもんね。
US banks threaten to charge for deposits - http://www.ft.com/cms/b1d409d0-5399-11e3-b425-00144feabdc0.html
米国の民間銀行が、再度利下げがあったら、預金に保管料を課すと言っているとか。正直な分、日本よか健全な気がします。
UK foreign exchange probe turns personal - http://www.ft.com/cms/8d9c9dc2-5081-11e3-9f0d-00144feabdc0.html
外為スキャンダルの話で、ディーラーが個人でも儲けてたという話があるようですね。罪悪感のなさは、マイナス材料とは限らないような気もしないでもないですが(刑法的にはどうなのかしら)
今朝の新聞に、某銀行がバンク・ローン投信を提供し始めるという話が出てましたね。債務者が投機的格付けなので、これまでは個人向け勧誘は控えてきたけれども、ミドル・リスク、ミドル・リターンの商品が市場に必要だから導入を決意したという美談仕立てになってました。
じゃ、これまで販売していたジャンク・ボンド(ハイ・イールド債)投信ってなんなの?って思いませんか?
ミドル・リスク、ミドル・リターンという性格付けにも疑問ですけれど。
Wall Street feeds the ravenous debt beast again - http://www.ft.com/cms/s/0/281b36f6-4637-11e3-9487-00144feabdc0.html
アメリカでレバレッジド・バイ・アウトが再度流行り始め、投機的格付け企業の信用度に懸念が高まっているという話。私自身は、上手な人がきちんと見ている限り、この資産クラスは相応に安全だと思ってますが、投信って、基本的にはなんでも食うんですよね。
バンクローン投信を勧誘している人、されている人、誰もこんなニュース見てないんだろうなぁー、と思う今日この頃。
Ex-Moody’s staff raise alarm over ABS - http://www.ft.com/cms/6b8cfc2c-4861-11e3-a3ef-00144feabdc0.html
証券化ではデリバティブ契約が不可欠なのですが、その相手となっている金融機関がデフォルトしたらどうなるか?という懸念がクローズアップされているそうです。
US rentals sliced and diced into new asset - http://www.ft.com/cms/b4d3a65a-4731-11e3-b4d3-00144feabdc0.html
新しいものに懐疑的になるのは誰でもそうなのでしょうが、実際、どうなんですかね。私自身は、人はドコかに住まなくてはならないし、中古の一戸建て住宅の流通性は日本よりあるし、おもしろいとは思いますよね。ただ、GSOではなくてブラックストーンですから、いざとなったときの逃げ足も速いことは確かで、LBOの従兄弟だと考えれば…。うーん、悩ましいところですね。
US floating rate debt: take note - http://www.ft.com/cms/fedb4da0-4701-11e3-9c1b-00144feabdc0.html
テーパリングによって、インフレにならないのに金利の上昇がありうるのだから、変動利付国債は有効なのかもという話。クレジット・リスクはどうなりますかねという最後の一文について、解答はないんでしょうけれど。
US to sell $15bn of floating rate debt - http://www.ft.com/cms/5d9c3116-462f-11e3-9487-00144feabdc0.html
アメリカが2年の変動利付国債を発行するんだそうです。日本の不思議な(かつてのフランスのような)長期債利回りに連動するのではなく、短期債利回りに連動するというまともなものみたいですね。当初の利回りが低すぎて日本ではウケないでしょうけれど(生保が為替で遊ぶのは別)
Tech user numbers do not equal profit, warns SEC - http://www.ft.com/cms/884ede66-4708-11e3-9c1b-00144feabdc0.html
某テック会社の上場を念頭に置いたわけではないらしいのですが、SECがわざわざ『利用者数が増えてても儲かるわけじゃない』っていう必要があるような市場の状況なのでしょうか
The forex market encourages crime - http://www.ft.com/cms/3cb91cd8-46df-11e3-9c1b-00144feabdc0.html
考えてみれば、金利と為替はともに取引所がないという点では共通していて、市場性という意味ではスポット為替の取引量が凄まじいのも間違いないですよね。日本は、邦銀で転職が少ないし報酬体型も違うのでここまでのことは起きにくい市場なのでしょうけれど。
The siren call of Microsoft Excel - http://www.ft.com/cms/0131b426-42df-11e3-8350-00144feabdc0.html
私は最初はロータス1-2-3でしたが、それはさておき、確かに、ある程度算数がわかる人にとってエクセルは便利ですよね。ただ、ロンドン鯨のミスの一つはスプレッドシートのミスだったわけで、独自ソフトが必要というのも確かですね。
Plea over new rules for boom era debt - http://www.ft.com/cms/3a7e5b94-4235-11e3-bb85-00144feabdc0.html
アメリカのリスク・リテンション規制で、CLOがヤバいかもという話。運用会社がエクイティ投資家のための運用としてやっているアービトラージCLOと、モーゲージやバランスシートCLOとは違うのではというのはそのとおりなのでしょうけれど。
Fitch pushes back on Blackstone bond - http://www.ft.com/cms/9cfbf6d0-40a2-11e3-ae19-00144feabdc0.html
フィッチによると、過去データの欠如が一番大きなポイントで、スポンサーが、借り換えできなきゃデフォルトするじゃんっていうのが二番目のポイントですかね。
フィッチの話を見る限り、格付け手法的にはRMBSというよりはCMBSという感じなんですね。賃貸事業という意味では、その観点からは、アパートの亜流というイメージなのでしょう。
Fed probes banks’ exposure to MReits - http://www.ft.com/cms/44e9cdfa-3e72-11e3-9744-00144feabdc0.html
アメリカではモーゲージREITというカテゴリーがあって、不動産そのものではなく、不動産担保融資で運用する投資法人にも税制メリットがあるんですね。ま、SPCっちゃそれまでですが、自国の法制でできたほうが望ましいということなのでしょう。M-REITに気を付けろというのは以前フィッチも言ってましたが、要はSIVと同じ構造ですね。SIV自体死語だという説もありますが。
No end to the euro crisis in sight - http://www.ft.com/cms/s/0/7d03e40c-3c9a-11e3-86ef-00144feab7de.html
ヨーロッパおソブリン危機を議論する際、ドイツの経常収支黒字が他国の赤字になっている状況が根本的に変化しない限りは本質的な解決はないという話をするのですが、この記事によると多少は調整が進んでいるとか。ユーロ圏が経常収支黒字を増やしていて、ユーロが強くなるのも当然というのも納得です。
Litigation funders feel the pain of defeat - http://www.ft.com/cms/7901991c-9387-11e0-922e-00144feab49a.html
民事訴訟を提起するとやたらとお金がかかるのは万国共通ですが、勝訴すれば儲かるかもしれませんよね。それを投資として行うファンドが海外にはあるのですが、敗訴したら損しますよね!という話。
Payday lenders face fresh restrictions - http://www.ft.com/cms/e110b148-2bf4-11e3-acf4-00144feab7de.html
イギリスで、サラ金規制を厳格化しようとしているようです。返済能力に調査を厳格にしろとか、リスク換気をせよとかいうのは可愛いほうですかね。借り換えは2回までとか、債務者銀行口座へのアクセスは2回までとかは、貸す側からしたらしんどいかも、とも思います。実態がわからないので感想でしかないですが。
"Repo ‘fire sale’ risk worries regulators - FT.com" http://feedly.com/k/19ZQYWL
レポ市場で、金利上昇→担保価格下落→担保不足→担保売却→担保価格下落→担保不足→… というシナリオが懸念されているとか。日本の不良債権問題、中国の影の銀行、SIV、みな一緒じゃんと言ってしまうとそれまでなのでしょうけれど。
どうなりますかね、アメリカ。意地の張り合いなんでしょうけれど、ベイナーの指導力もちょっとねーっていう感じですか。ケネディ氏の大使就任が外交委員会を通過したのもニュースになんなかったですね。
ま、円高はしょうがないんでしょうけれど、今後はどうなりますかね。ガバメント・シャットダウンは(若い人は覚えていないでしょうが)昔もありましたが、デフォルトは…。
実は、個人的には一時的なデフォルトの影響はみんながいうほどは大きくないような気がしているのですが、こればかりは起きてみないとわかりませんね。1500年から1800年の間にフランスは8回、1500年から1900年の間にスペインは13回デフォルトしたという説もあるようですが。
"CLO issuance highest since 2007" http://feedly.com/k/1bU37RW
アメリカでCLOの発行が増えているようですね。トラックレコードを見れば当然なのでしょうか。
"Morgan Stanley Deal Latest Drop In Structured Secondary Bucket - Private Equity Beat - WSJ" http://feedly.com/k/18enKDa
プライマリー案件のほうが格好いいのでしょうが、本当に儲かるのはセカンダリーですよね。
A fixation on liquidity is not healthy - http://www.ft.com/cms/5e70c3b8-1f83-11e3-aa36-00144feab7de.html
バスとか電気の議論とはちょっと違うと思うのですが、流動性は幻想の上に乗っかった概念だというのはそのとおりですね。
"Pimco listed bond funds tumble in value - FT.com" http://feedly.com/k/1d6q4iH
金利上昇局面では債券投資はつらいのですが、日本で言う上場投資法人が、純資産価格を下回って取引されているそうです。PIMCO運用でも例外ではないと。
Markets: The debt penalty - http://www.ft.com/cms/0d1c9b38-195a-11e3-83b9-00144feab7de.html
債券には取引所取引がほとんどなく、ディーラー(金券屋ですね)が価格を提示するから取引が成立するのですが、規制が厳しくなってディーラーが在庫を減らしており、取引しづらくなっていると。金券屋さんはなくなっても困らないでしょうが、債券の取引ができなくなると困るよね、という話。
The power of the bond markets is a bluff - http://www.ft.com/cms/46978a60-1961-11e3-83b9-00144feab7de.html
債券市場の力というのは現場にいたことのない人には想像しがたいんでしぃうね。でもこのコラムでは、そんなもの気にするなと。イギリスがデフォルトするわけがないというのは、確かに、一理ある議論ではありますね。
EU tightens noose on money funds - http://www.ft.com/cms/ec11b26a-10bd-11e3-b291-00144feabdc0.html
レポ規制もそうなのですが、いわゆるシャドー・バンキングの規制強化が(日本以外では)強烈ですね。MMFは、直接は信用創造にタッチしないのですが、バックを割れないという妙な信頼感が悪い方向に働きがちだというのは事実なので当局の関心も分かりますけどね。
‘Sudden death’ bank bonds on increase - http://www.ft.com/cms/cbc58026-0fd3-11e3-a258-00144feabdc0.html
銀行にとって質の高い資本としてみなされるには、自己資本比率が下がったときに株に変わるタイプか、元本がゼロになるタイプかのいずれかで、後者がアジアの投資家に人気だそうです。ただ、アメリカではティア1資本に算入できない可能性のほうが高いそうです。
消費税とかアベノミクスとか、いろいろ思うのは、名成り功遂げた人の意見なんか、これまでのデフレの張本人たちの話を聞いてもしょうがないと思うんですが。
消費税については、私は引き上げ反対ですが、なんか賛成派も情緒的だし、反対派に経済学的な意見を述べた人がいなさそうなのは、人選が意図的なんでしょうけれど。
US repo pullback could have wider effects - http://www.ft.com/cms/e15bf36a-093a-11e3-ad07-00144feabdc0.html
銀行にレバレッジ規制が導入されると、レポ市場の回転が悪くなって、資産価格に影響を与えるという説です。機能としては預金準備率と同じで、無限の信用創造ができない、あおの程度問題を議論しているわけで、通常はヘアカットとして処理される問題ですよね。記事の言いたいことは分かるものの、いざという時に市場が収縮するのは自律的出、あまり意味のある反論とは思えないのですが。
"Safe banks do not mean slow growth" http://feedly.com/k/18GbGuX
金融危機後に思ったのですが、キャピタルの価格が上がるとローンの収益性を上げないわけにはいかず、それに対応できれば銀行の健全性のメリットのほうが大きいのかもしれませんね。
"Rent at Public Markets" http://feedly.com/k/13zvbXP
もっとも、それはそれで取引コストがあるのでいかがかとは思いますが。
Private equity: Last of the risk-takers? - http://www.ft.com/cms/675bd9d4-ee11-11e2-a325-00144feabdc0.html
TPGの共同創業者のお言葉らしいです。私も同意見です。
http://www.fitchratings.com/gws/en/fitchwire/fitchwirearticle/Low-Rates-Make?pr_id=799596
オーストラリアで、金利が低くて家が買いやすくなってるけど、金利があがったらアブないよという話なのですが、別にオーストラリアだけの話でもないですよね。
"Buyout Firms Stop Passing The Parcel" http://feedly.com/k/16LLUUJ
プライベート・エクイティ案件で、ファンド間転売の割合が減っているそうです。ただ、案件の少なさは変わらないようでして、一時的な現象だろうとも指摘されてますが。
Gilt yields hit two-year high - http://www.ft.com/cms/s/0/d2e1ff42-043e-11e3-8aab-00144feab7de.html
英中銀としては『将来展望』によって予見性を高め、不確実性プレミアムを抑制することでプラスの効果を狙ったのでしょうが、景気が思ったよりも好調で、かえって予見性を悪化させているということのようで。
Muni bond insurers target bankruptcy boon - http://www.ft.com/cms/595985b6-012b-11e3-8918-00144feab7de.html
デトロイト市の財政破綻で投資家が信用保証保険の意義を再認識、ビジネスが復興する予想が高まっているとか。デトロイトそのものからの損失は微小(担保で守られると踏んでいる)という見積なのも好材料とか。