2014年4月29日火曜日

信用創造その2

FT紙に、以前のコラムに対する反論が掲載されてました。前者は、民間の信用創造を禁止したほうがいいのではないかという、後者は、そんなこと無理だし、政府の赤字ファイナンスに紙幣が使われるほうがいいというのか!というモノですね。

個人的には、信用創造は銀行の決済機能に附随しているのでやむを得ないと思ってはいるものの、結果として銀行が事業会社に対してものすごい影響力を持つ(特に日本のように資本市場が発達していないとなおさら)のはいかがなものかとも思っていて、なかなかどちらに加担するという感じでもありませんけれど。

シャネルではない

日本ではあまり流行っている言いかたではありませんが、「ココ債」(Contingent Convertible:条件付き転換社債)の発行が増えてます。日本でも銀行が発行を計画している旨の報道が出ていますから商品性については詳しい人もいるでしょうけれど(もっとも「要は劣後債でしょ」という人も多そうですが)…。

今度はドイチェが発行を検討中というのがFT紙に出ていますね。

2014年4月25日金曜日

信用創造

-- Strip private banks of their power to create money - http://www.ft.com/cms/s/0/7f000b18-ca44-11e3-bb92-00144feabdc0.html

銀行は、信用創造の機能を通じて無尽蔵に融資を続けることができる一方で、事業会社は1円でも債務不履行を起こせば倒産の危機に瀕します。事業会社と銀行とが対等の立場で交渉をするというのは、その意味でありえないんですよね。

2014年4月11日金曜日

金融システムとハイパーインフレ

-- Only the ignorant live in fear of hyperinflation - http://www.ft.com/cms/s/0/46a1ce84-bf2a-11e3-a4af-00144feabdc0.html

金融システムの機能とハイパーインフレの起きなささとが直接関係あるとは思わないですが、信用創造の意味をたまに考えることは頭の体操になりますね。

2014年4月9日水曜日

手数料開示(英国の話)

-- Financial advisers fail on fee disclosure - http://www.ft.com/cms/s/0/13a3e030-be67-11e3-b44a-00144feabdc0.html

手数料を隠すのは、ちゃんと説明したら契約しないかも、と思っているからですよね? ちゃんと説明したら契約しないかもという内容なのであれば、ちゃんと説明したほうがいいのではないでしょうか。日本でも同じですが。

2014年4月1日火曜日

コベナント・ライトとサブプライム

-- Private equity needs less of a shadowy existence - http://www.ft.com/cms/s/0/f6190396-b8c2-11e3-835e-00144feabdc0.html

前回も、コベナント・ライトは流行っていたし、前回も、CLOの形で証券化されてましたよね。今回の危険は、CLOとレバレッジド・ローンが前回の危機をうまく免れたということで、市場が過信することですね。

ま、上手な運用会社は上手だということには変わりはないのだと思いますが。