2013年7月12日金曜日

年金基金による不動産投資

BT pension fund invests in NY property - http://www.ft.com/cms/45038d2c-ea39-11e2-b2f4-00144feabdc0.html

イギリスのブリティッシュ・テレコムの年金基金が、マンハッタンの賃貸用住宅を買収したとか。記事の内容は、カナダの年金が英不動産に活発に投資しているという内容のほうが多いようですけれど。日本は基本的に資産デフレで来ているので、一時期のファンド・バブル期を除くと不動産が投資に向いているとは思われていないのかも、と思いますが、今でも不動産ファンドがたくさんあるのは事実で、それなりには投資資金は回っているんですかね。

2013年7月11日木曜日

格付け会社間の見解の相違

NRPモーゲージ・トラスト2013-1という案件で、信用補完が7.6%しかなく『トリプルAのわけないだろ』とフィッチが言ってます。みたところ、クロールがトリプルA付けてますね。

高齢者向け高リスク金融商品販売

"State Regulator Subpoenas Brokers Over Products Sold to Older Investors - NYTimes.com" http://feedly.com/k/12ZQK13

マサチューセッツ州の司法長官が捜査を始めたと。現在のところは不適切行為があったとはされていないものの、司法当局が関心を持っているという事自体が重要ですよね。どこかの国とは大違い。

2013年7月10日水曜日

CLOのレバレッジ

米国のCLOのレバレッジが上がっているという話がFTに出てました。確かに、一般論としては危険な兆候ですよね。

ただ、CLOは、ABS-CDOはCDO^2と違って、投資銀行が適当に作っているものではなく、また、誰かがショートを振ろうと思ってやっているわけでもないことが多いというのは注目すべきでしょう。CLOの運用会社は金融危機後に随分淘汰され、実績のある人達ばかりが残っているようでもあるため、そのエクイティというクッションがあるのであれば、CLOのシングルB程度はあまりリスクは高くないようにも思います。

もっとも、そもそも論として、それだけリスクがあるのに、上値を追えない投資をするのかという議論はありますよね。私は必ずしもそのような投資には賛同できませんけれど。

証券会社とNISA

ネット証券が長期投資を促進したいという話が日経に出てましたね。すぐに収益構造に影響を与えないので、リアル証券会社にはとりにくい戦略ですが、ネット証券の場合、長期投資を追いかけてもマージナル・コストが低いんですね。リアル証券は、お年寄りの相手をする機会コストがあってなかなかムズカシイと。

2013年7月9日火曜日

社債に投資するということ

いつも思うのですが、社債に投資をするって、ものすごく勇気が必要なことです。大きく元本を失うかもしれないのに、得られるリスクはごくわずかであって、しかも、個人投資家だと分散投資をすることでインパクトを減らすわけにもいきませんから。なので、個人向け社債なんてOxymoronじゃないかと思ったりもします。

株は倍になることはありますが、社債の価格は倍になることはありません。また、株は簡単に売れますが、社債の売却は平常時でも難しく、かつ、市場がパニック・モードになるとまったく売れなくなるわけです。マーケット・メイクに金融機関が臆病になっているというのも確かで、市場が荒れてくるとなおさらそうでしょうから、となるとますます売りにくくなりますよね。

もちろん、最終的には償還まで持っていればいいんだという議論もあり、マーク・トゥ・マーケットを批判する人達は逆に流通市場の機能や存在そのものも否定したいのかもしれませんけど。

2013年7月8日月曜日

デリバティブの解約精算金

金融・商事判例1419号に掲載されている今年4月16日の地裁判決は、日付的に例の大学と外資系証券のやつですね。この迅速さにはなにかウラがあるのかしら、などと思ったりもしますが…。同じ号にある『多額の借財』性も重要ですよね。