格付け屋さんがビジネスなのは、私も機会あるごとにいろいろなところで書いているつもりなのですが、さすがに、プライベート・エクイティの投資対象になるとちょっとびっくりですね。
12月22日付のニュースですが、DBRSという、それなりに知られているカナダの格付け会社を、カーライルとウォーバーグ・ピンカスが買収するんですって。LBOで用いられるバンク・ローンやジャンク債を格付けする会社を、LBOで買収する側が買収するってどうなのよ?という気もいたしますが、結局、カネ儲けのためには、独立性を保っておくほうがよほど賢いわけで、そのあたりはプライベート・エクイティのディシプリンのほうが信頼できるような感じはしますね。
アメリカのメディア会社ハーストが、フィッチへの出資比率を80%に高めたため、フィッチは英仏系ではなく完全に米系ということになりますが、なんか、面白いですね。
2014年12月23日火曜日
2014年12月22日月曜日
アクティブ運用
FT紙によると、今年、米国ではアクティブ運用でインデックスに買っているのは10%程度に過ぎないとか…。記事にあるとおり、アクティブ運用やっている人たちの中で、勝っている人もいれば負けている人もいるんでしょうけれど、皆がフィーを取るのだから、結果としてはアクティブはパッシブに負けるということなのでしょう。
ただ、パッシブの魅力は、アクティブをやる人がいるから際立つというのも事実であって、みながパッシブになったらそれはそれで大変なんですよね。どこかで、誰かが「賭ける」ことがないと、市場が成立しないわけで。
個人投資家が頑張ればいいのですが、アメリカだとやはり、個人は投信に行けという感じなのでしょうか。それはそれでとても健全ですが、となると、だれが「勝ったり、負けたり」という役割をするようになるのかしら…、ということですよね。
ただ、パッシブの魅力は、アクティブをやる人がいるから際立つというのも事実であって、みながパッシブになったらそれはそれで大変なんですよね。どこかで、誰かが「賭ける」ことがないと、市場が成立しないわけで。
個人投資家が頑張ればいいのですが、アメリカだとやはり、個人は投信に行けという感じなのでしょうか。それはそれでとても健全ですが、となると、だれが「勝ったり、負けたり」という役割をするようになるのかしら…、ということですよね。
2014年12月6日土曜日
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