格付け屋さんがビジネスなのは、私も機会あるごとにいろいろなところで書いているつもりなのですが、さすがに、プライベート・エクイティの投資対象になるとちょっとびっくりですね。
12月22日付のニュースですが、DBRSという、それなりに知られているカナダの格付け会社を、カーライルとウォーバーグ・ピンカスが買収するんですって。LBOで用いられるバンク・ローンやジャンク債を格付けする会社を、LBOで買収する側が買収するってどうなのよ?という気もいたしますが、結局、カネ儲けのためには、独立性を保っておくほうがよほど賢いわけで、そのあたりはプライベート・エクイティのディシプリンのほうが信頼できるような感じはしますね。
アメリカのメディア会社ハーストが、フィッチへの出資比率を80%に高めたため、フィッチは英仏系ではなく完全に米系ということになりますが、なんか、面白いですね。
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