2012年2月26日日曜日

PRDCとFX TARN

恥ずかしながら、先日、PRDCと呼ばれる商品の説明書を見て「これってFX TARNじゃん」と思い、よく考えてみれば、両者のクーポンの作りかたが同じだということに気付きました。これまで気づかなかった自分が情けない…。作りかたが分かったからといって、単純とか複雑ということが言えるわけではないのですが、レバレッジという議論をするためには有効なのでしょう。ふむふむ。

2012年2月25日土曜日

仕組債・デリバティブ

これまであまり積極的ではなかったのですが、最近、多方面からお声がかかって、仕組債・デリバティブの中身の解明(資料の解読とリスクの所在)をする機会が増えています。昨日の大阪地裁の判決も、業界では注目されているみたいですね。

2012年1月7日土曜日

しまった…

こんな長期間ブログを放置していたとは…。大変失礼いたしました。  今年は既に単行本の企画が3冊決まっていまして、そのほか、新たな連載も始まります。本年もよろしくご愛顧のほどお願い申し上げます。

2011年9月14日水曜日

ちゃんと説明すると売れないってどういうこと?

 気付いたらもう3か月近く投稿しておりませんでした。TwitterとかFacebookが便利でついかまけてしまい…。  来月あたりに発売される某誌にも書いたのですが、毎月分配型とか通貨選択型の投信、きちんと内容を説明すると売れなくなると販売会社は思っているらしいです。誰がこんな国(金融市場)にしたんだろうと思うと、業界の末席を汚したことのある人間としては憤りを覚えずにいられません…。

2011年6月26日日曜日

復興支援と「フェア」さ

 被災者の方々にとって、なにがフェアなのか、法律に書いてあることだけではなく、人としてどうあるべきかを含めて考えなくてはいけません。難しいことを『難しい』と言うだけでは評論家であって、なんの解決にもならないのですが、しかし、実際の困難さは想像を絶するのでしょう。
 たとえば、住宅がうけた被害。程度によって自治体からの補償金などの額が違っているようですが、その線引き基準がまちまちだとか。本来であれば、あれだけの災害だったわけですから、原状(元の状態)回復は民間の責任ではないような気がしますし、震災前の状態にまで戻すのは公・官の責務のように思います。しかし、そうなると民間の保険会社に入っていた人はそれまでの保険料が払い損になりますし、また、保険会社は逆に保険金を払わなくて済むことになりそうです。
 また、実際問題としては、原状回復は机上の空論であって、建物を新築せざるを得ない人も多いのでしょうが、修繕して古い家に住む人と、新築の家に住む人とは不公平だという話になるでしょう。公平感を保つために元の家よりも狭い新築にするというのも本末転倒でしょうし。
 さらに言えば、終戦直後に国が民間を助けてくれたわけでなし、焼け野原は焼け野原でしかなかったところで皆で頑張ったわけですよね。それとの比較を始めると、あれはあれで復興という意味では成功体験なわけで、あの成功体験を基に議論をしてしまうと(「戦後だって〇〇だった、××した」というやつです)、すべて民間でやれという話になりかねない。
 確かに、報道というのはミクロのレベルで「ひどい」「あんまりだ」という話を集めてくるのであって、マクロ的な視点は大切なのでしょうが、それにしても、もう少しなにか考えるべきですよね。議論が平行線をたどっている間は経済活動も停滞してしまうわけですし…。

2011年4月27日水曜日

田中好子さん

 いままで、芸能人のかたが亡くなってここまで悲しくなったことはありませんでした。キャンディーズが解散したのも調べてみないと何年生のときだったか憶えていない(78年4月ってことは小学6年生になったばかり)のですが、おそらくは、8時だよ全員集合を見ていたからなのでしょう、こうやって考えると実はものすごく身近だったんだと気付きました。伊藤蘭さんは事件記者チャボでお美しいかただと思いましたし、藤村美樹さんは1曲だけだしたシングルが結構好きでしたが、でも、キャンディーズの中で一番(小学生ながらに)好きだったのはスーちゃんでした。

 また、今回は、ご自身の最期の言葉がインターネットで聴け、あの苦しそうな声に悲しくなり、さらにあの中身、また、弔辞、特に、藤村美樹さんの「私たちは永遠にキャンディーズ」というのも、たまらなく悲しくなりました。もっというと、日本人がなかなか使わない「愛してる」という表現、英語のI love youを訳したものと考えると、日本語の愛してるよりももっと深い意味があると思いますし、スーちゃんも、ミキちゃんも、ランちゃんも、英語のI love youだったのでしょう。

 なんの結論もない話で恐縮なのですが、さっきYouTubeで「微笑みがえし」を見ていたら涙がとまらなくなってしまって…。おっさんが気持ち悪いですね。すいません。

国債の格付けについて

 今問われているのは、財政状態そのものではないでしょう。なぜなら、それだけが問題なら、今頃とっくにトリプルBになっている(さすがにジャンクにはならない)からです。

 日本が財政的に行き詰っていることは皆分かっているものの「国債を国内の投資家が買い続けている間はデフォルトしない」という自己完結的な理屈だけでデフォルトしないことを所与とし、本質的なことに手を付けていないところが海外の格付け会社は(というか、私もですが)気に食わないわけです。

 ではなにをすべきなのか。本当の意味での政治主導っていうのは、こういうときに発揮されるのではないですか? 主導=リーダーシップですよね? でも、それがないから格付け屋さん達に攻撃されるのです。

 私自身は、国債の日銀引受を含めリフレ論者ですが、とにかく、なにもしないでいるうちになんとかなるという今の政府の姿勢自体が一番問題なんだと思いますよ。なにもしないことを責められるのではなくて、なにかしたことを責められるようになってほしいものです。もちろん、まっとうなことという前提付きですが…。経済学者が論争を起こすようなことを、しっかりとした信念をもってやり遂げる決意を持つ人がこの国を主導すべきなんです。(別に、現在の担当者が向いていないと申し上げているわけではないことは申し添えておきますが…)