2013年5月31日金曜日

日本代表を見て思うこと

ある程度社会人生活を送った時間が長くなると、人間には、タイプというか特徴があることに気付きます。同じような能力の人達が集まっている営利集団の中には、責任感を背負うと実力がきちんと発揮できる人がいる反面、一人で責任を負おうとしてプレッシャーになってしまうと実力があっても結果が出にくいという弱点があるものの仲間と数人で責任を負うことになるとイキイキとし始めるという人がいるものです。

本田圭佑選手と吉田麻也選手は、プロの始まりがグランパスであり、かつ、国内ではグランパス以外ではプロ選手として活動していないのでグランパスの選手だという思いがあるため贔屓目に見ているのは確かなのですが、それにしても、本田選手と香川選手の差はどこにあるのだろうといつも思っています。思うに、香川選手は責任感が分散されているときには実力を発揮するタイプであって、ブンデスリーガのときは実はよく知らないものの、プレミアでファン・ペルシーやルーニーとやっていればすごい輝きを持ってプレーしているのは分かりますし、実際に点も取っています。しかし、周囲に同じくらいすごい選手がいないときに実力が発揮できる選手なのかと考えると、実力がないという意味ではなく、精神的にはそのようなタイプではないように思えてしまうのです。

なので、技術的とか戦術的には、本田選手と香川選手とでの差はないのかもしれませんし、タイプとして香川選手のほうがいわゆるトップ下に向いているという議論も、素人の私にはわかりませんが、多くの専門家がそういうのだからそうなのでしょう。でも、弱さというのではなく、タイプとして、責任感をひとりで背負わせると、結果を出しにくい人のように香川選手は見えるのです。ドルトムントのときは凄く活躍をしているはずなので、ここ1年位のプレミアとか日本代表だけで判断するのは危険でしょうし、本田選手に対する贔屓目があるのは間違いないのですが…。

もっとも、実際には、本田選手に対しては、みんなが(もしかすると本田選手の実力以上に)頼りにしていて、その結果として、頼りになる選手がいるという安心感からプレーに積極性が出るだけなのかもしれませんよね。でも、それはそれで大事な素養なのかもしれないし、やはり会社員でもそういうタイプの人がいるのも確かだよなぁー、などと思ったりもします。

オーストラリア戦では、2001年のイングランド対ギリシャ戦での最後のベッカムのような終わりかたを本田選手に期待しているのですが、ま、贔屓の引き倒しという言葉もありますので気を付けましょう。

ベイル・イン

"How to Make Bank Bail-Ins Work" http://feedly.com/k/ZtZr4i  債券の投資家が銀行破綻に際して損失を負担するのであれば、銀行経営にもっと精通するための情報が必要だと。ごもっともで。

判例誌

高価なので、なかなか個人で判例誌を揃えるのはたいへんですよね。でも、重要な最高裁の判決はホームページに掲載されるので、大変重宝しています。

と思っていたら、最新の金融法務事情と金融・商事判例とに同じ最高裁判決(H24.10.12最二判・民集66-10-3311)が出てて、不思議でした。前者については評釈掲載という事情があったのでしょうが。

インプライド・コリレーション

日経平均のインプライド・コリレーションが0.30程度で、ここ3か月くらいの下限近くにあって割安なように思います。実現コリレーションも0.462とかで、かつ、実現コリレーションとの差(逆転幅)もここもとでは最大なようです。

政府債務と経済成長

Debunked Economists Face Even More Embarassment - http://huff.to/1aFfBrd

このあたり、哲学的にどちらの立場にいるのかで結論が変わってくるので、経済学は自然科学ではないなぁーと実感します。私自身、経済成長のために一時的に政府債務が増えるのは正しいと思ってますから、ラインハート=ロゴフ論文にはそもそも納得しがたいわけです。この記事にある論文も、必ずしも超高名な学者の手によるものではなく、でも、結論としてRR論文の誤りを指摘、あるいは因果関係が反対であるという点が注目されているということですよね。

金融特訓キャンプ

"Wall Street Turns to ‘Boot Camps’ to Bring New Workers Up to Speed" http://feedly.com/k/178vnxG

日本でも、こういうのあったほうがいいのかもしれませんね。ただ、実際には、そもそも金融とはどんなものかという研修を中堅異常の幹部候補にやってみる必要があるのではないでしょうか。

2013年5月30日木曜日

あたったことだけ覚えている

人間なんて勝手なので、相場の予想は、はずれたときは忘れていて、あたったときのことだけ覚えているものです。自分のおカネが関わっているときはまたべつだというのが、なおさら人間の勝手さを表しています。

ということで、明日以降ですが:

1) 株は、今日が底値だとは必ずしも思わないものの、そろそろ調整が終わりなのではないかと思っています。ただ、基本的には「催促相場」であって、安倍政権が実際には一本目の矢しか放っておらず、財政出動もよくわからないし、規制緩和なんていつ効果がでるのかわからないことを「規制緩和」という掛け声だけで実際にはなんにもやっていないということを見ると、嫌な感じはしています。

2) 為替については、基本的にはレンジが100円~105円に切り上がっているので、今後も100円台(100円以上101円未満)に戻ることがあれば買いなのではないかと思っています。次のレンジの105円~110円がひとつの達成感でおそらくは都議会議員選挙後、参院選までに達成すると思いますが、その後は95円~110円という範囲で動くのではないかと思っています。

3) よくわからないのは債券ですが、基本的には0.6%から0.9%なのでしょう。ちょっとレンジ広すぎますが、読みにくいです。

ま、個人的には当たれば覚えている(これとかこれですね)ものですけれど、実際には、はずれるときはめちゃくちゃはずれますから…。