2013年12月24日火曜日

米クレジット市場

US corporate bonds rally on Fed taper - http://www.ft.com/cms/8d9d7e02-6992-11e3-89ce-00144feabdc0.html

アメリカで社債のスプレッドが縮小しているようですね。景気の方向を考えれば当然なんでしょうけれど。

2013年12月21日土曜日

銀行のリスク移転取引

NYT紙のディールブック欄に出ていて気付いたのですが、米連邦準備制度理事会(いわゆるFEDですね)が、大銀行の「リスク移転取引」に懸念を表明しています。

連結対象ではなくてもスポンサーとなっている会社にリスクを移した場合は、「実際には自分がリスクかぶるんでしょ?」という話であって、これは会計ルールとは別の実質を見ると言う宣言なので、結構画期的なように思います。結局、エンロンとかもみなこの手の話なわけで…。会計的には「その手の先は連結しろ」という議論なのでしょうけれど、ここでは会計ルールとしてではなく、監督上の自己資本の考えかたですが、いずれにせよ、形式ではなく実態に踏み込もうというのはアメリカにしてはすごいなという感じでしょうか。

また、証券化等で行われるSPCへの売却についても、結構厳しい内容になっています。というのも、リスク・ウェイト100の資産を売却したら、8の資本が浮くというのは基本的な考えかたであって、要は、真正売買とかそういう議論になるわけですが、今回のFEDの関心は、「SPCの資本が(今の話であれば)8ないと、結局はその損失って、誰もかぶらないよね?」ということであって、その場合、SPCの資本と8との差は、再度銀行がかぶれといっているわけです。

これは、そもそものリスク・ウェイトが正しいのかという議論を避けてとおれないのですが、これが実現すれば、証券化が内在的に持っているキャピタル・アービトラージの議論を根本的に覆しますよね。

格付け会社のいがみあい

久しぶりに見ました。ムーディーズが「New Single Property CMBS Lacks Structural Protections for Aaa」(今度出る単一物件型CMBSは、案件構造が弱くてトリプルAは付けられない)というタイトルのレポートを出していますね。これまで、この手の話が出てくるときは、クロールとかモーニングスターといった新興のストラクチャード・ファイナンス格付け会社や、DBRSという、古参だけれどもメイン・ストリームとは言えない格付け会社を(実質的には)けなすケースが多かったように思いますが、今回は、フィッチもS&PもトリプルAを付けているところがちょっと面白いです。

2013年12月18日水曜日

ロング・ショート

FTアルファビルに、ロング・ショート戦略のヘッジ・ファンドがたいしたことないという話が出てますね。個人的には、きちんと分析すればいい会社と悪い会社はあるはずであって、その好さ・悪さを市場が見逃すこともあり得るとは思っていて、その意味ではロング・ショートは面白い戦略だとは思うのですが、一方で、基本的にはサルと同じという話を常日頃ことあるごとに書いたり言ったりしていることを考えれば、このような結果には納得しなくてはいけないのかもしれません。

1番最初の「所詮、マーケットと同じじゃん」というのは、おそらくレバレッジのファンクションであって、市場がいいときにはレバレッジが安い(簡単におカネが借りられる)ですし、そうでないときはタイトになるため、仮に、レバレッジ前の戦略的リターンは同じであっても、レバレッジのせいでリターンが変わってしまうのではないかと。であれば、基本的にはリーマン・ショック以降ブル・マーケットだったわけですから、説明は付きますよね。

2013年12月16日月曜日

米債務上限問題

'New GOP': More Hostage Threats - http://huff.to/1cKitao

アメリカで予算で妥協案まとまったようですが、債務上限とは関係ないわけで、来年2月以降、汗になりそうですね。

2013年12月15日日曜日

クック諸島

NYTimes: Cook Islands, a Paradise of Untouchable Assets http://nyti.ms/1fu4pCh

クック諸島の信託が面白いらしいです。お金持ちの人にしか関係ないんでしょうけれど。

2013年12月14日土曜日

ムーア・キャピタルとスキー・リゾート

ムーア・キャピタル「が」ではなく、ムーア・キャピタル「の人が」というところが凄いのですが、まるまるスキー・リゾートをひとつ買っちゃったそうです。