FTアルファビルに、ロング・ショート戦略のヘッジ・ファンドがたいしたことないという話が出てますね。個人的には、きちんと分析すればいい会社と悪い会社はあるはずであって、その好さ・悪さを市場が見逃すこともあり得るとは思っていて、その意味ではロング・ショートは面白い戦略だとは思うのですが、一方で、基本的にはサルと同じという話を常日頃ことあるごとに書いたり言ったりしていることを考えれば、このような結果には納得しなくてはいけないのかもしれません。
1番最初の「所詮、マーケットと同じじゃん」というのは、おそらくレバレッジのファンクションであって、市場がいいときにはレバレッジが安い(簡単におカネが借りられる)ですし、そうでないときはタイトになるため、仮に、レバレッジ前の戦略的リターンは同じであっても、レバレッジのせいでリターンが変わってしまうのではないかと。であれば、基本的にはリーマン・ショック以降ブル・マーケットだったわけですから、説明は付きますよね。
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