2013年8月13日火曜日

ファクタリングを利用すると客が逃げる

Asset-based lending fear holds back SMEs - http://www.ft.com/cms/943b3bd0-f446-11e2-a62e-00144feabdc0.html

売掛債権を担保に融資を受ける(証券化や手形担保も同じですね)と、客が警戒して、ビジネスにマイナスになるんだそうです。日本の手形割引は割引依頼者に遡及するのでこのようなことは起きませんし、手形の取立ては銀行に依頼するので手形であれば問題ないんでしょうけれど、売掛金だと確かにそうですね。

しかし、イギリスの話ですからねえ。ちょっと驚き。

政治家の失言がアジアの平和を脅かす?

Gaffe-prone Japan threatens Asian peace - http://www.ft.com/cms/c4d9e34c-033a-11e3-9a46-00144feab7de.html

書いてあることにすべて賛成はしませんが、どう思われるかを計算しながら発言するのも外交のうちですよね。石原さんとか確信犯なんでしょうし。

2013年8月12日月曜日

バーゼルIII債

いわゆるベイル・インを許す債券というのでしょうか? 債権者の損失負担の可能性が極めて高いことが明確な債券の発行はちょっとずつヨーロッパの銀行がやっていて、それをアジアの金持ち投資家が一所懸命買っているらしいです。

で、FT紙によると、ルールも固まらないうちから、とのんびり構えていると、アジアの銀行がこのような債券を発行しようとしても投資家がのこっていないよん、ということがありうるとか。

全然関係ないですが、1990年、邦銀が生保から劣後ローンを借りてよくなったこと、そして、住友銀行が劣後「債券」を海外で発行するといって大騒ぎになったことをふと思い出しました。

2013年8月10日土曜日

経済成長なければ、財政健全化なし(しかし十分条件ではない)

ムーディーズによれば、経済が成長しなければ財政は好くならないが、十分条件ではないとのこと。ま、あたりまえっちゃあたりまえなんでしょうし、Howがない限り、どうしようもないような気もいたしますが。

景気がよくなれば、地方財政にもプラス

景気が好くなれば財政にプラスなことは明白だと思っています。消費税をこのタイミングで上げるのかどうかというのは多分にジャッジメント・コールではあるのですが、その意思決定には、少なくとも:

消費税増税 → 消費減退に伴う景気悪化 → 直接の税収のプラスとどちらが大きいか

消費税を増税しない(むしろ財政支出を増やす) → 景気を刺激 → 税収増 → 増税しない(あるいは財政支出増)のマイナスとどちらが大きいか

という議論があって然るべきです。このバランスを取るのが難しいのは皆知っていて、それを決断するのが選挙で選ばれた政治家のはず(逆に言えば、選挙で選ばれていない学者は好き勝手というか、自分が正しいと思うことを、特に根拠がなくても言い続ければいい)なんですね。

ということを、ふと、地方財政の話を見て思いました。

2013年8月5日月曜日

アクティブ運用をする人は必要

私自身は、アクティブ運用は無駄だという意見の持ち主ですが、だからといって、アクティブ運用が悪いといういうつもりはありません。資本主義の前提として、他の人よりも儲けたい、他の人よりも自分が儲けられる、と思ってリスクを負う人がエラいわけで、アクティブ運用はそれと同じです。アクティブ運用の否定は、財産をひとつの株式に投資する、つまり起業の否定なわけで、まともな資本主義者で(ということは、某国の前政権は入らないという説がありえますが、それは置いておいて)起業スピリットを否定する人は皆無でしょう。

また、アクティブ運用批判は、要するに、アクティブの半分はパッシブに勝ち、半分はパッシブに負けるというもので、しかも、その勝ち負けは偶然だというものです。しかし、それは当り前で、パッシブの定義が平均なのですから、中間値と平均が同じであれば(違うと思うには金融はあまりにも完全市場に近すぎますね)、半分が負けるのは当然なのです。アクティブを進める私のような人間が存在するためには、アクティブ運用をする人が必要なんですね。

という話がFT紙に出てました。こういうファンダメンタルな議論をすることも、たまには重要ですね。もっとも『寄生』とまで言わなくてもいいでしょ、という気もしますが。

Living will って

"Banks’ ‘living wills’ start to take shape" http://feedly.com/k/13R33sN

大銀行は、いざというとき自身をどうやって解体するかの計画をたてておかなくてはいけないとされていて、それがだんだんと頻繁に見られるようになったという話です。 Living wills って、死後ではなく、生きていながらの財産分与っていうニュアンスなんですかね。