景気が好くなれば財政にプラスなことは明白だと思っています。消費税をこのタイミングで上げるのかどうかというのは多分にジャッジメント・コールではあるのですが、その意思決定には、少なくとも:
消費税増税 → 消費減退に伴う景気悪化 → 直接の税収のプラスとどちらが大きいか
消費税を増税しない(むしろ財政支出を増やす) → 景気を刺激 → 税収増 → 増税しない(あるいは財政支出増)のマイナスとどちらが大きいか
という議論があって然るべきです。このバランスを取るのが難しいのは皆知っていて、それを決断するのが選挙で選ばれた政治家のはず(逆に言えば、選挙で選ばれていない学者は好き勝手というか、自分が正しいと思うことを、特に根拠がなくても言い続ければいい)なんですね。
ということを、ふと、地方財政の話を見て思いました。
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