2014年8月11日月曜日

ゴールドマンと三井住友海上

格付け会社がレポートを出しているということなのでじっくり見てみようとは思っているのですが、ゴールドマンと三井住友海上が「フィックスト・インカム・グローバル・ストラクチャード・カバード・オブリゲーションズ」なるものの販売を企図しているとか

コラムの趣旨は、絶対金利も低い、クレジット・スプレッドも縮小しているという理由で、投資家が妙なリスクを取り始めているといういつものやつですが、このGSの案件は面白いかもしれませんね。みたところ、GSのプロップ取引に超過担保を備え、それに三井住友海上が保証、この担保付保証を信じて投資家がどれだけ資金を出すのかという話なんでしょう。すっごい金融危機がこなければよし、そうでなくても三井住友海上もGSも潰れなければまたよしということですよね。トリプルAが付されるかどうかというのが本質的な議論ではないような気はしますが…。このあたり、ストラクチャード・ファイナンス屋としての血が騒ぎます。

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