2014年12月6日土曜日

構造改革

特に政権支持・擁護派でもなければ、反対・攻撃派でもないつもりなのですが、一般論として、いわゆるアベノミクスなるものにはなんの実態もないと思っていますし、なので、特になにも期待していません。「デフレ退治」を言い続けて、少なくともリフレの邪魔にならなければいいのかな、と。

エコノミスト誌(イギリスのです)のこの論調も、基本的には同じなのでは?と思ったりもいたしました。

2014年11月29日土曜日

スタンダード・チャータード格下げ

イギリスの(って言うんですかね)スタンダード・チャータード銀が格下げになったというニュースが出ていたのですが、格下げそのものよりも、AA-だったというのにびっくりしました。

しかし、原油価格も下がっているし、大丈夫ですかね、世の中(金融の話ですが)。

2014年11月28日金曜日

債券を取引するには相手が必要

デリバティブや外国為替の場合には、まだ、なんとなく知っている人が多いようですが、債券の場合も、多くの取引は取引所ではなくて相対で行われています。で、デリバティブや外国為替の場合には取引対象が少ない(日本の場合、ドルを円でなんぼ、ユーロを円でなんぼという取引が大半)ので流動性は非常に高く、一般の金利スワップや通貨オプションのボラティリティについても同様なのですが、債券の場合は種類が非常に多く、一部を除くと決して流動性が高いとは言えません。特に、金融危機後は当局による「自己取引」の抑制策もあって、業者側が流動性の提供をするキャパが小さくなっているのも事実です。

業者側としては、規制を戻せばいいということになるでしょうが、当局のほうは逆だというのがFT紙に出てまして、いろいろなことが考えられるということのようですね。

国債を含め、たとえば、奇数年の12月20日と偶数年の6月20日を償還日とするもの以外は発行してはだめだということにして、すべてを取引所取引にすれば改善するのでは、と思ったりもしますがどうでしょうね。

金融商品と忠実義務

FT紙のコラムを見て思ったことですが…。

日本でも、業者は一定の忠実義務を負うのではないかという議論もないわけではないものの、一般論としてはそれは否定されていると思います。というのも、少なくとも法律という議論では、売主と買主という利益相反があるのは明らか、あるいは、取引さえあれば手数料がもらえるのだから顧客の利益を最優先するはずがない(少なくとも最良執行義務以外の分野では)ということなのだと思います。

ただ、「助言」を飯のタネにしている人はまた別ですよね!というのが話なわけで、昨今の保険販売屋さん(って、正確な言い方ではないのは承知で敢えていいますが)の議論がまさにそこにありますよね。

もっとも、街の保険屋さんが契約者に忠実義務を負っているわけではないことは、少し考えれば携帯電話屋さんと同じだという感じもいたします。しかし、それが理解できるのもリテラシーがあるからだけなのかも、と考えると、ちょっと寒いです。

2014年11月26日水曜日

サマータイムは和製英語?

サーカスという人たちのヒット曲の話ではなく…。

和製英語に気を付けようという話のときに、よく「サマータイムは通じない」って習いませんでした? 確かに、アメリカではデイライト・セイビング・タイム(しまった、今調べたらsaving単数なんですね…)ですよね。でも、イギリスではサマータイムと言いますよね。

という話を、さっき、『TVの「朝刊チェック」にNYタイムス東京支局長「ありえない」』という記事を見つけて思い出しました。イギリスだと、BBCの朝のニュースでふつうに新聞記事の紹介しているのになぁーって。

レバレッジド・ローンは危ないのか

調査によれば、今年の大型LBO融資は、いろいろな側面からリスクが高めだと言えるとか。融資額のEBITDA(収益性)倍率とか、コベナント・ライト(財務特約が甘い)の比率が高いといった要素が挙げられています。

一方、ではデフォルトの確率が高いのかというと必ずしもそうではないらしく、「利息は払える」というストラクチャーが多いとか。それも、PIKトグルとかそういった類のものがあるからと想像できますが、それはさておき「会社はコベナンツ違反でデフォルトするのではなく、カネが払えないからデフォルトするのだ」ということであれば、なるほど、確かに、デフォルトはしにくいのかもしれません。

もっとも、早期にデフォルトさせたほうが社会的にはプラスなのかも、というのがたとえば破産法とかの考えかたなわけですから、ちょっと、ちょっとなぁーという感じもいたしますが。

2014年11月25日火曜日

プライベート・エクイティと投資家

プライベート・エクイティ会社は、キャリード・インタレストといって成功報酬部分がものすごく大きいフィー体系になっているわけですが、そもそも論として、他人のおカネを運用しているという点では出資者(=投資家)が不可欠です。ところが、最近、大手の投資家は、PEファンドに投資しながら、PEと競争関係にもなるようになっています。これは案件を見ていれば明らかで、大手PE投資会社が、ソブリン・ウェルス・ファンドや年金基金と組んで企業買収をする例が増えています。この記事(ブログですかね)によれば、かつてはPE投資会社同士が組んで大型案件の買収に取り組んでいたところ、最近は、SWFは年金を連れてくることになっているのだとか。ふむふむ…。