調査によれば、今年の大型LBO融資は、いろいろな側面からリスクが高めだと言えるとか。融資額のEBITDA(収益性)倍率とか、コベナント・ライト(財務特約が甘い)の比率が高いといった要素が挙げられています。
一方、ではデフォルトの確率が高いのかというと必ずしもそうではないらしく、「利息は払える」というストラクチャーが多いとか。それも、PIKトグルとかそういった類のものがあるからと想像できますが、それはさておき「会社はコベナンツ違反でデフォルトするのではなく、カネが払えないからデフォルトするのだ」ということであれば、なるほど、確かに、デフォルトはしにくいのかもしれません。
もっとも、早期にデフォルトさせたほうが社会的にはプラスなのかも、というのがたとえば破産法とかの考えかたなわけですから、ちょっと、ちょっとなぁーという感じもいたしますが。
0 件のコメント:
コメントを投稿