2014年1月13日月曜日

バーゼル3

いわゆるリーマン・ショックのあとで金融機関の経営が不安定化したのはもう5年以上前のことなのですが、類似のショックに対応するための銀行の自己資本・流動性規制はまだ策定中なんですよね…。FT紙に、レバレッジ比率規制で若干の緩和が図られるというニュースが出ていたので久しぶりにBISのホームページを見てみたのですが、レバレッジ比率の話のほか、流動性リスク対策の「安定調達比率」なるもののも出てますですね。

レバレッジ比率については、一定の相殺を認めるという話で、ま、これまでのレバレッジ比率が若干きつすぎるきらいがあったのでバランスをとったということかと思います。安定調達比率もそうですけれど、若干あらすぎる気がしますが、そもそもルールを細かくするとその分、頭のいい人たちがよからぬことを企てるという側面があるのは確かなので、やむを得ないということなんんでしょうね。

<追加>
WSJ紙にも(当たり前ですが)ニュースが出てますね。論調はほぼ同じです。

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