2014年1月18日土曜日

邦銀の国際プレゼンス

別にプレゼンスが高いことに意味があるとは必ずしも思いませんが…。

日本の銀行は、いわゆるリーマン・ショックに際して「周回遅れ」であったために大きな被害を免れ、その後、国際金融市場ではそのバランス・シートの健全さで括目されているのは報道のとおりです。

しかし、プレゼンスってなんですかね? というのも、日本はいまだに貿易量としては相当な国であり、当然、それに伴って為替の実需取引は沢山あるはずですし、日本の投資家の海外投資、海外の投資家の日本投資と、資本取引も活発なはずなのですが、日本の銀行の為替の取引ってどうなんだろうとあらためて思わされるのが、昨今の外為スキャンダルです。HSBCとシティも取引担当者を停職処分にしたというのが報道されています

確かに、市場を操作しようとするのが悪いことなのはそうなのでしょうし、それをやっていなかったことが悪いはずはありません。しかし、実際には周回遅れの件と同じで、結局、国際的な為替取引のお仲間には入っていなかったというのが実情ですよね。なんかちょっと情けないと思うんですけど。

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