2014年9月15日月曜日

猫債

WSJ紙のHeard on the Streetコラムに、再保険会社が大変だわなというが出てました。米国のハリケーンといった、保険に対する需要が強く、高い保険料を取りやすいリスクについてはCAT債との競争になっており、従業員や経営者のリスクについては保険への需要が低くて保険料が取りにくいと。しかも、金利が低いので、後者の保険料の運用で稼ぐのも難しいんだそうです。

ただ、同コラムで面白かったのはCAT債の例で、ドイツの宝くじで「あたりが出過ぎる」リスクに対する保険が債券になったんだそうです。個人や素人投資家が買うのでない限り、許容範囲なのかもしれませんよね。仕組債も同じようなものだという説明をすれば、仕組債の不思議さを納得してもらえる足しになるのかもしれませんけれど。

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