2014年3月23日日曜日

金利操作で、米当局への表明と民事訴訟での主張とが異なっているという話(英国編)

イギリスの銀行が金利スワップの取引で変動金利を操作していたとして民事訴訟をイギリスで起こされていて、そこで、「金利操作は金融危機が最高潮だった一瞬しかしていない」と主張したそうです。

ところが、米司法当局との和解に際しては「2007年9月から2009年5月の間、少なくとも数回は」実際よりも低い金利に誘導しようとしていたとの表明が公開されていますから「それって、ヘンなんじゃないの」と言われているそうです

訴訟戦略では、どちらの当事者も結構ものすごいことを言うので、その一部かとは思いますが、ちょっと格好悪いですね。英銀の側は、本件の原告はこの種のリスクについて悪意だったと主張するのが趣旨のようですけれど。

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