2014年3月29日土曜日

バンクローン投信の裏付け資産について → 米金融当局が懸念?

まだバンクローン投信は流行っているのでしょうか?

バンクローン投信の裏付け資産はレバレッジド・ローンといって要するに投機的格付企業向け融資であって、きちんとした人がきちんと分析をしている分には、ものすごくリスクの高い類型に入るわけではありません。しかし、投資信託になると実際にはマーケットを買っているのと同じであって、ということは、市場がゆるゆるになってくるとその分リスクは高くなっていくと言えましょう。ゆるゆるというのは、具体的には、カネ余りで借り手優位になってくると、貸し手にとっては条件が不利になってくるわけです。

とは言え、日本人投資家のクセとして、行くときはガンガンいく(ま、販売するほうが悪いんですけれど)ので、ちょっと心配もあるわけですが、米国の銀行に対しては、FEDやOCCが警告というか、「ガイドライン」を出しています。ちゃんと見てはいませんが、日本でちゃんと報道されているのか、さらに心配なのは、日本でバンクローン投信を販売するときにちゃんとこの情報が開示されているのかちょっといやですよね。

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