金融アナリストの独り言
気鋭(自分で言うか!)の金融アナリストが、金融市場、特にクレジット市場的に見た世の中の動きについて解説(能書き垂れ)をいたします。Twitterと併せ、お楽しみください。
2014年2月15日土曜日
ローマ皇帝クラウディウス債
クレディ・スイスが発行したクラウディウス債(SPCの名称ですけど)という劣後債の価格が大幅に下落(額面の107%から102%に)したんだそうです。劣後債の条項に「中核的資本(ティア1)に該当しなくなったら発行体が償還できる」というのがあり、そうでなければ来年にならなければ期限前償還できなかったのが今年期限前償還するから
なんだそうです
。
で、英銀ロイズも似たような証券を発行していて、昨日の決算説明会で、やはり期限前償還する可能性が指摘され、額面の111%から9ポイント価格が下落したとか。
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