2014年2月4日火曜日

貸家証券化(ブラックストーン編)

ブラックストーンがREO(差し押さえ)住宅を取得、賃貸に回した上で、その資金の一部を証券化したのはついこの間で、格付会社間で意見が大きく割れたのも記憶に新しいところではありますが、FT紙によれば、一部の投資家が、スプレッド狭すぎたんじゃないの?と言っているとか、あるいは、資産クラスとしていかがなものかという懐疑派も多いとのことです。

ま、価格が下がっているかも、というのの根拠に最もリスクの高い証券が99円でオファーされていたことを挙げるのはおそらくあまり適切ではないのでしょうし、一部の投資家が懐疑的なのは、確かに証券化と名が付けばわからなくはないものの、それも「一部」と考えるべきなのでしょう。

実際のところは、トリプルAが適切かどうかはともかく、資産としては意味があるのだから、見守りましょ!ということのような気がします。ただ、確かにL+115はアグレッシブですかね…。CLO買えよ、という気もいたしますが、分散投資が重要ということなのかもしれません。

日本では…、うーん、そもそも中古住宅嫌いですもんね…。それはそれで別の問題なわけではあるのですが…。


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