2013年12月11日水曜日

血のつながりがないことは明らかだが…

性転換をした元女性が、結婚した女性の産んだ子を嫡出子と戸籍上分かるようにしろという裁判の結果が出たましたね。最初は「えっ」と思ったのですが、少し考えてみると、結論に賛成するかどうかはともかく、確かに理屈としては筋が通っているんでしょうね。

というのも、科学的に生殖能力のない夫であっても、今の制度であれば妻が産んだ子は嫡出子と推定されるわけで、(妻が産んだという点を証明するにはどうするかはともかくとして)ということは、たまたま、記録上元女性であることが残っているからといって、その夫が同じ扱いを受けないことはおかしいというのは分かるような気がします。最初は「養子にしろよ」と思ったのですが、もう少し根は深いんですよね。家族というのは、妻と夫が、妻の産んだ子を我が子として育てようとするから家族なんだっていうことなんでしょうけれど、そう考えると、重たいテーマなんですね。

ただ、「男女差別じゃないの」という感がまだ拭えておらず、明日、もう一度読み直してみようと思っています。

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