2012年11月18日日曜日

だから政治が大切

日本の景気を好くするのは簡単で、みんなが景気が好くなると思えばいいだけです。デフレ解消も同じで、みんながインフレになると思えばデフレは自然に解消します。今私たちが直面している問題は、将来に対するどうしようもない停滞感であり、それがある限り、どのような経済政策も無意味なのではないかという気すらします。

ではどうするのか? 100年前であればもっと穏当でない解決方法を示唆する人達がたくさんいたはずですが、現代はそんな時代ではありませんよね。となると、中身がなくても、未来は明るいと思わせてくれるような人が必要なわけで、政治というのはそのような役割も担っているのではないかと思います。

世界第2位もしくは第3位の経済大国であることから忘れがちですが、実際に私たちが直面している自体はサッチャー首相が登場したころのイギリスに似ている面もあるように思います。個々の要因はもちろん大きく異なるのでしょうが、経済だけでなく国のありかたについて国民全体が自信をなくし、将来が明るいと思えないんですよね。

ま、ないものねだりをしてもしょうがないので自分になにができるかというと、それはそれでなかなか答に窮するところはあるのですが、政府の無策を嘆く前に、どうしたら有効な策を打ち出してくれるような政治家を国政の場に送り込めるかを考えてみたいとは思っています。

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