格付けをアテにするのは時代に逆行しているのでは?という揚げ足取りはさておき…。
1年から2年の債券を購入することで、本当にリスク・プレミアムの縮小に寄与するのかは、正直、疑問と言わざるを得ないでしょう。トリプルBまで降りていることは評価すべきなのでしょうが、実際には、トリプルB格で1年から2年の債券となると、リスク・プレミアムがほとんどないか、もしくは、リスク・プレミアムがべらぼうに高い、つまり、格付けを市場が信じていない銘柄かのどちらかである可能性が高いのではないかと思います。
やはり、本質的には日銀が別途ノンバンクを設立して、一律に中小企業に融資をするというのが、いちばん趣旨に沿っているんですよね。それができないのは日銀さんのせいではなくて、政府の問題だと思いますが…。
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