アメリカとかドイツは、連邦制だからなのでしょうか、大都市が国中にちらばっていて、たとえば大企業の本社もいろいろなところにありますよね。ところが、日本では東京、イギリスではロンドンにいろいろなものが集中している傾向が見られます。不動産価格もそれを反映していて、たとえば日本ではファンド・バブルのとき、もう東京で不動産買うのがバカらしいとなった人達が郊外、(大阪を含めた)地方都市に出て行ったわけですが、ま、成功したという話はあまり聞きません。
FT紙に、イギリスでロンドンではなくてイングランド北部都市の安い不動産に投資するというヘッジ・ファンドの話が出ています。ロンドンと北部との差は広がりすぎで、今後、その揺り戻しがあるというものです。
私はこれに対して正否を論じるほど詳しくはないのですが、この手の話というのは、あたれば神格化され、はずれても忘れられるだけという、市場予測の典型例のような気がしています。ま、相場というか、世の中そんな人ばかりと言ってしまえばそれまでなのですが。
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