2013年10月27日日曜日

長寿と資産運用

平均余命が伸びると、その分、社会の中で運用しなくてはならない金融資産が増えるので、資産運用業界にとってはメリットだというのがFTに出てました。この手の議論で、「ところで日本では、人口の高齢化が進み、貯蓄率が高いのだけれども、おそらくその結果、経済が低迷し…」と引き合いに出されるのは忸怩たるものがありますが、それはさておき、(いや、日本だって)、人口の高齢化は、それだけ資産運用を真剣に考えなくてはならないという意味で重要ですよね。

今書きかけている本は、まさにそのような人達を対象にしたものなのですが、これがなかなか難しくって…。経済学部卒業ではあるのですが、「結局、経済学って科学じゃないじゃん」というは金融界で半分正しいのもまた事実であり、誰も儲けられないはずということを知らない個人投資家がなぜこんなにいるのだとろうと仕組債訴訟を見るたびに思ったりするわけですが…。

と、最近更新をさぼっていたのでよもやま話でございました。

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