ドイチェバンクがBIITSという略称を考えたそうです。ブラジル、インドネシア、インド、トルコ、南アフリカで、今回の新興市場危機でヤラれている国の一覧ということで。あら、よく見たら、インド以外はなんか個人向けの外債が大量に発行されてませんでしたっけ? と思うと、本当にわが国の投資家は、あるいは投資家に(不思議なものを)売(りつけ)る人たちの節操のなさが目立つわね、っていう感じです。
バンカメ・メリルはCRASHというのを考えたそうで、Cはコンフリクト(紛争)、Rはレイツ(金利→米テーパリングですね)、Aはアジア、Sはスペキュレーション(投機)、Hはハウジング(住宅市場)だそうで、これらが秋の危機感の元になると。ま、別にいいんですけど。
元ネタはFT紙です。
略語は証券化の世界でも一時期流行りましたね。
ちなみに、『危ないBIITS』は正確にはfragile five biitsで、fragileは「危ない、壊れやすい」(割れ物注意の意味でも使います)でbitはthingとかstuffとかの表現のひとつで、危ない5つの国々という意味なんでしょうけれど…。
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