2013年8月3日土曜日

ビルディング・ソサエティ

最初にビルディング・ソサイエティという言葉を聞いたのは1989年のことで、そのときは建築に従事する人の組合かと思ってました。その後、このブログに出ているブリタニアとか、今や名高いノーザン・ロックなどの劣後債の販売に携わったり、PIBSのことを研究したりという時期があってクレジット商品の世界に入っていくのですが、結構懐かしい話ですね。

20年前に発行されたブリタニアのPIBSは「これは超々劣後で危ないよ」と書いてあるんだから、投資家は当然それに気付いていたでしょ?というのが英当局の考えで、それに対して、個人投資家側からは「だって、状況が違うじゃん」という反論が出ているとか。状況が違うことがありうるからこそ、このような劣後性(あるいはエクイティ性)のある証券を発行するんじゃないの?という気がするのですけど、どうなることやら。

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