2013年8月18日日曜日

シェアソン・リーマン・ハットン

私が大学4年生だった(当時は就職活動は4年生になってからだった)1988年には、シェアソン・リーマン・ハットンという会社があり、帝国大学の大学院を卒業したバイリンガルのお兄さんから、高商でかつ英語もできない庶民としてさんざん蔑んだ目で見られたものでした。当時はアメックスがリーマンの親会社だったんですね。シティコープはスクリムジャーズ・ビッカーズとくっついてましたし、プルデンシャル・ベーチェとか、SGウォーバーグとかもありましたね。バークレーズはBZWと言われていて、クレディ・スイス・ファースト・ボストンなんていうのもありました。もちろん、アレックス・ブラウンもあったし、バンカーズ・トラストもありましたしね。

ソロモン・ブラザーズがなくなったのは最近で、キダー・ピーボディとかスミス・バーニーとか、DLJとかドレクセルとか、サミュエル・モンタギューとか、ベアリングとか、言い始めるとキリなないですね。


今回の話のいいところは、法律的にはエンティティがなくなったとしても、ブランド名は残してくれるらしいこと。メリル・リンチくらいは確かに名前としては残っていないとね、という感じでしょうか。日本ではどうするんですかね。一応、銀行と証券は別エンティティにしておくほうが都合がいいでしょうから、証券のほうをメリル・リンチのままにしておくんですかね。

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