The overstated inflation danger - http://www.ft.com/cms/e779acb2-d1de-11e2-b17e-00144feab7de.html
英米ですらハイパー・インフレを懸念するのは馬鹿げているという話。ハイパワード・マネーの乗数効果というのは経済学入門なのですが、このコラムが指摘している通り、実際の制約条件は金融機関の自己資本であるというのは同感です。(ということは、マネタリーベースを増加させないで銀行に資本注入しろという議論にもなるのですが、それはまた別の話ですね。)
政府債務の増加によってハイパー・インフレのインセンティブなるというのは、日本の戦後の状況を考えると頷けるわけですが、これもコラムの筆者の言うとおり、デフレのほうがよほど怖いと。
なので、少なくとも黒田バズーカに評価を与えるべきなのは多分間違いなく、財政政策どうするのさっていうことなんでしょう。もうすぐ選挙ですね。
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