2013年6月6日木曜日

そもそもアベノミクスなるものは存在するのか

ここもとの株下げ・円高は政府の経済政策の催促相場だという考えは何度か述べたとおりですが、アベノミクスの限界とか、賞味期限切れっていう論調も多いですよね。実際には、黒田バズーカ以外の「びっくりするような」政策はなにも出ておらず、財政出動も規制緩和も掛け声だけで、成長戦略も10年で150万円ってよくわからないし、要するに、実際にはなんの経済政策も出ていないのではないかと思います。このままでは、政権交代が掛け声だけの熱病であったのとおなじく、実態のない高揚感というのがアベノミクスの本質になりかねないですよね。

決してそうなってほしいわけではないのですが、ネジれ国会が障害になっているわけではなし、このままでは元の木阿弥なりかねないですね。既にタイミングを逸した感はあるもののまだ遅くはないので、ぜひ首相には指導力を発揮してほしいものです。そうでないと、この株下落・円上昇を機に、守旧派が息を吹き返し、既得権益死守しようとして規制緩和が骨抜きにされるのが目に見えてますよね。失われた25年に突入?

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