2010年7月12日月曜日

選挙のたびに思うこと

 日本の政治が何流なのかはわかりませんが、少なくとも英米独仏豪加といった国と比較すると、同じ程度に洗練されているようには見えないというか、外国がうらやましく思えることがあります。もちろん、すべての国のすべての候補者、すべての選挙区について知っているわけではないので、単なる印象でしかないのですが、片山氏、佐藤氏、猪口氏が参院で当選するという姿があまり格好よく思えないのはなぜでしょう。あるいは、柔道選手や体操選手、元プロ野球選手、タレントがこれだけ出馬するのも…。
 横山ノック氏、青島幸男氏が、それぞれ大阪府、東京都の知事に当選したときにも思ったのですが、政治家を選ぶのは有権者なわけで、有権者は直観的に、自分たちにふさわしい政治家を選んでいるのでしょう。つまり、政治を憂うのは自分たちの不徳さを憂うのと同じであり、本来的には政治・政治家を憂うのは筋違いであると。
 ま、米国ではプロレスラーが州知事になった例(ミネソタ州)、俳優が州知事になった例(カリフォルニア州)、俳優が大統領になった例もあるわけで…。でもやっぱりちょっと違うと思うんですよね。

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