2010年5月6日木曜日

投資用アパート

ちょうど今、居住用不動産の本を書いているところでして、その中で「投資用マンション」というセクターについても少し調べたのですが、世の中には、投資用マンションでは飽き足らず、投資用アパートなるものを買う人もいるようです。一般的には、アパート投資というのは、土地持ちがハウスメーカーからの提案にのって、カネを借りて上物を建てるというのが相場なのですが、投資用アパートでは、ハウスメーカーではなくいわばデベロッパーが登場してきて、土地を仕入れ、上物を(自ら)建てた上で、投資家に売るという仕組みです。投資用マンションのアパート版と考えればいいでしょう。そこで名前を聞く会社のひとつ、コマーシャル・アール・イーが民事再生法の適用を申請したとのこと。半年ほど前にひそかに債務超過になったときからちょっと心配はしていたのですが…。
報道を見るだけではなんとも言えないのですが、債務超過によって銀行が愛想を尽かしたというところではないかと思いまして、債務超過そのものは企業の借金返済能力と直接の関係はないんだがなぁー、と言いたくもなりますが、続報で確認いたしましょう。

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