減収にもかかわらず営業段階で増益ということは、要するに営業経費が削減できているということですよね。規模でやっていけてるのはもはや2社しかないのでしょうが、たいしたものです。
いわゆるフリー・キャッシュ・フロー(営業CF-投資CF)が二期連続でマイナスで、前期はその分を借入で賄っていますが、今期は手ガネを使っていて、その分、手元現金は少なくなっています。投資CFに200億円近く使う会社の手元現金が46億円というのはちょっと少ない気がしますが、この営業CFがあれば、カネは借りたいときには借りられるという算段なんでしょうね。
全般的には、見た目は好調、しかし、フリーCFが不安というところですが、最近の倒産事例を見ると、フリーCFよりも見た目の数字(特に、債務超過か否か)を注目する傾向があるようですから、しばらくは安全そうですね。
銀行のそのような態度が正しいとは思っていませんが。
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