大学では一応経済学部ではあったのですが、講義にはほとんど出席せず、よく卒業だきたもんだといまだに思っているのですが、おそらくそれもあって、たまに「単位足りない、卒業(もしくは進級)できない」という夢をよく見るのでしょう。
それはさておき、インフレにはコスト・プッシュとディマンド・プルがあるみたいなことを習ったことがあって、実際に世の中に出てみると実はインフレはマネタリーな現象だなぁーと思っているわけですが、ブラジルの経済成長率が年率10%とかになっていて、供給が追い付かず、インフレ懸念があるとか。
日本の場合もそうだったのですが、経済が成長しているときに「インフレの芽を事前に摘む」と言って中央銀行が利上げできるかというと、実際には相当むずかしいというか、特に、ディマンド・プルの場合はそうだと思います。中央銀行が効果的なのは、あるいは活動すべきなのは、マネタリーなインフレのときだけなんだろうなぁーと。
ただ、マネタリーなインフレとはなんじゃいということを感覚的にではなく、アカデミックに説明できないのが、劣等生の悲しさというわけでして…。
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