2010年5月18日火曜日

恐怖指標

VIXというのはボラティリティ・インデックスのことで、要するに、S&P500のインプライド・ボラティリティの先物なのですが、ギリシャ問題がなかなか解決しなさそうだということで、またこれが上昇しているようです。
レバレッジド・ローンの世界では、個別銘柄のリスクではなくて、βのリスクと言いますか、個々のデフォルト・リスクの関係のないところで価格が動くことがありますが、このリスクはVIXでヘッジできるのではないかと理論上は考えられています。
コストの問題を考えると、VIX先物を買うよりも、VIXのオプションを買うほうが効果的だと考える人のほうが多いように思います。

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