成功するかどうか分からないけれど賭けてみようというのが、投機の定義であろうと思います。ということは、資本主義というのはすべからく投機家によって運営されてきたはずであり、自分の生活を良くするために利益を上げたい、利益を上げるためには世の中のためになる、世の中で受け容れられるモノやサービスを提供しなくてはならないという考えがあるからこそ、技術革新や斬新なアイデアが生まれるのでしょう。
などということは私が言うまでもないのですが、クレジット市場のみならず、金融市場に携わる純粋主義者としては、日経に報道されている「財政リスク扱う金融商品、一部取引禁止、欧州委が検討、委員長、投機、正当化できぬ。」あたりの一連の動きは納得できないんですよね。
どこかで線引きが必要そうなのはなんとなく分かっていて、その線は純粋主義者が思っているよりも厳しいところに来そうなのもしょうがないとも思ってはいるものの…。
0 件のコメント:
コメントを投稿