2010年4月6日火曜日

国際分散投資

経済が発展してしまった国が、経済がこれから発展する国に投資をすることは当たり前のはずなのですが、これがなかなかうまくいかない。なぜなら、マクロで見て正しいからといってミクロ(個々の企業)が成長していないかというと決してそうではないからです。大金持ちが、一攫千金を、なくなってもいいカネで投資をするには面白いのでしょうが、そうでない限り、個人投資家が資産の多くを用いて途上国のエクイティや通貨に投資をしてパトロンになってやる必要はないわけです。一方、マクロとしては正しいので、そこはなんとかしてあげたいわけで、一人ひとりは少額、しかし、投信という形で資金を向かわせてあげるのが正しい態度なんでしょうね。
と、英国で総選挙の日程が決まり(5月6日)、オーストラリアが再利上げに踏み切ったことを見て、考えました。オーストラリア、住んでみたいなぁー。
なお、国際分散投資についての考えかたを含めた個人投資家の資産形成についての考えかたについては、そのうち某誌に出るはずなので、その際は報告します。クレジットの専門家とか自称しておきながら、個人投資家に社債を推奨していなかったりするわけですが…。

0 件のコメント:

コメントを投稿