2010年4月21日水曜日

英会話のジオス

英会話のジオスが、帝国データバンクによると「準自己破産」申請(http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3261.html)とか。自己破産とは債務者自ら(この場合であれば株式会社ジオスという法人ですか)が破産を申請することですし、債権者が破産を申し立てることもできるわけですが、今回は、破産法19条1項2号に基づく取締役による申し立てということなのでしょう。従業員が従業員としての立場で破産を申し立てるわけにはいかないのではないかと思っていまして、その意味では債権者として(破産法18条1項)なのかしら?と思っていますが…。債権者であれば同法18条2項、取締役であれば19条3号により、「破産手続開始の原因となる事実を疎明しなければならない」みたいですけど。
同社は上場していない(ですよね?)ので、財務内容に関しては申し上げられませんが、以前にノバの決算書の内容は見たことがあるので、ご興味があるかたは(と、また宣伝になるわけですが)拙著「決算書のワナ-危ない会社の見破り方-」(扶桑社)(http://www.fusosha.co.jp/book/2008/05828.php)もご参照ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿