2010年6月4日金曜日

私は格付け擁護派

私は昔から格付け、もしくは格付け会社擁護派でして、あんなものは信じる奴が悪いか、信じているふりをして案件通そうとしてるだけの部下を見抜けない上司が悪いと思っているわけでして、現在問題になっている「発行体/投資銀行からフィーを得ている」という指摘も、知っていれば、それはそれで、そういうシステムということを分かった上で利用すればいいのではないかと思っています。
その考えは個人的に格付けをどのように捉えるかという点においては、変わらない、つまり、参考にはするがそれ以上でもそれ以下でもないというか、企業財務を信用度という点から分析するという意味では同志(といったおこがましすぎますが)だし、たまーにコンファレンス・コールなどを聞いていると、確かに参考になることも言っているんだと思います。
ものごと知らない客に嘘は言わないまでも適当なこと言って、投信や保険を売ることと比較すれば、格付けの罪など知れているということでしょうか…。
とは言え、今日みたいに、CMBSの格付けがBaa2からB1、A3からBa3とか見ると、なんか、サブプライム問題というかCDOスクエアードとか思いだしてしまって、投資家さん大丈夫かしら、という気がしてまいりますが…。

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