調べてみるもんですね。ベンチャービジネス証券投資法人という〝会社型投信〟があるのは知っていたんですが、運用しているのは三井住友アセットマネジメント(三井と住友の生損保運用会社合体)で、かつ、現在、上場廃止の猶予期間中というのは、知りませんでした。
バランスシートを見ると、借入がほとんどなく、いわゆる会社型にするメリットはそこにはないようです。要するに、基準価額が計算できない非上場株ベンチャー投資を、そうは言っても個人投資家のカネを集めてやるために設立したビークルということなのでしょう。ヘッジ・ファンドでもそうですが、投資家にリクイディティを与えると、結局はファンキーなことができないというジレンマがあって、そのあたりがプライベート・エクイティと言われる人たちの強みではあるのでしょう。プライベート・エクイティの人達が、究極の長期資金である上場を目指すのも分かるような気はします。
KKRとアポロは今年中に上場できるのでしょうか? できないに1万ドラクマ!!!
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