2010年6月9日水曜日

第一種低層住居専用地域

 私たちが普通に住もうと思うようなところは〝用途地域〟なるものが指定されています。普段意識することはあまりありませんが、マンションや建売住宅のチラシなどのファイン・プリント(細かい字)を見ると、キチンと書いてあります。一応、その中でステータスが一番高いのは第一種低層住居専用地域、いわゆる〝一種低層〟で、ここであればマンションが目の前に建つ心配は普通はありません。
 もっとも、低層住宅しか作っていけないわけではありません。床面積の半分以上が住居になっていて、かつ50平米以下の広さの範囲であれば、事務所のほか、日用品の販売店舗、食堂、喫茶店、理髪店、美容院、クリーニング取次店、洋服店、畳屋、建具屋、自転車店、家庭電気器具店、パン屋、米屋、豆腐屋、菓子屋、学習塾、華道教室、囲碁教室、アトリエ、工房などの商売をやってもいいことになっています。また、当たり前かもしれませんが、アパートも建てられるほか、教会や神社仏閣も一種低層に作ることができますし、銭湯、老人ホーム、診療所、保育所も大丈夫です。つまらんことですが、診療所とは、我々の感覚からすると「病院」なのですが、入院施設がない、あるいは19人までしか入院できないのが診療所、20人以上が入院できると「病院」という区別がありまして、一種低層では診療所はいいけど病院はダメというわけです。
 教会ができたりすると、ちょっと静かな住宅地とはイメージが違いますかね? また、深夜でなければ酒類の提供をする飲食店を営業してもよく、12時まで営業する、夫婦でやっているスナックというのは、一種低層でもありえます。
 こんなこと知っていてどうするんだととか、「どこが金融と関係あるんじゃい」という気もいたしますが、不動産はおカネが向かう先の一つですしね。個人向けの財務アドバイスでも不動産に関する知識って重要みたいですよ。

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