気鋭(自分で言うか!)の金融アナリストが、金融市場、特にクレジット市場的に見た世の中の動きについて解説(能書き垂れ)をいたします。Twitterと併せ、お楽しみください。
今朝の日経に、仕組債のヘッジ巻き戻しが円安の一因と出てますね。それが正しいかどうかは別として、起きたであろうことは、FXターンとか呼ばれる商品では30年後に外貨で償還されるのですが、そこには将来の円売り・外貨売りが組み込まれています。そのヘッジに、スポットで円売り・外貨売りするのですが、売って得た円を30年運用しなくてはならず、そのレートを確定するために、円金利スワップの固定受け・変動払いをするわけです。その巻き戻しは固定払いなので、長期金利の上昇要因ですよね。
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