中央銀行の独立性といった神学論争も一旦収まったようですが、真に独立した中央銀行なんてありえないのは当然だと思います。Fiat Currencyという制度を採用している以上、中央銀行は政治的な組織であり、政治というのは(漠然としていますが)国民のためにあるわけですから、国民経済のために中央銀行が存在しているのは当然であり、民意とともに中央銀行の存在意義は変化してしかるべきだと思うのです。世の中の役に立たない学問が無意味だとは言いませんが(もっとも、純粋数学も極めて実利的な役割があるらしいじゃないですか…)、社会科学は社会に有用であってこそ存在意義があるわけで、純粋経済学なる学問は存在しないわけです。
とまとめたらちょっと乱暴ですが、「通貨戦争など起きていない」という話がFT紙に出てました。著者は前スイス中銀総裁で、なるほどっていう感じです。
0 件のコメント:
コメントを投稿