ヨーロッパでコンティンジェント・コンバーティブルっていう劣後債が流行していて、銀行の自己資本比率が一定値を下回ると株式に転換されてしまうっていうやつなんですが、最近は特に強烈で、株式が価値を保っていても価値がゼロになるタイプというのが流行りつつあります。FT紙によると、先日ベルギーのKBCが発行したやつは8%も表面利率があったそうで、利回りが欲しい投資家が飛びついたそうです。
ま、本当にリスクが分かっていて買うならいいんですけど、私の基本的な考えかたは、この手の商品はリスクに見合ったリターンがもらえないというものです。そんなリスク取るなら、価格が倍になる可能性がある株買うほうがよほどいいと思うわけです。
ま、「債券」と聞くと、自分だけは安全だと思ってしまうのは日本人だけではないということなんでしょうね。
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