株式については、銘柄選択はプロがやっても猿がやっても同じだというのはよくある話で、学術的な論文もいくつも出ているのですが、テーマ型の投信だとなんか儲かる気がするなどの投資家の錯覚を利用した手法は後を絶ちません。
HBRのブログに同じ趣旨のコラムが出ていますが、「ほんと、なんで(個人)投資家が投資信託買うのか理解に苦しむ」という理屈に立脚してその理由を探っています。基本的には、カネが絡むと人間は合理的な判断ができなくなるというのに尽きるのですが、にもかかわらず、資本主義とは、人間がカネを稼ぎたいという欲求に成り立っていて、かつ、契約法は自己原則で成り立っているというところに法律的・政治的な矛盾がありますよね。裁判例ですっきりしないものが多いのも、このあたりが問題かと。
ちなみに、元ネタはいつものとおりフリーコノミクスで見つけてます。
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