2013年5月25日土曜日

デリバティブの解約清算金について

私自身は、デリバティブの解約清算金なんてかなりの部分常識的な算数で計算できると思っていましたから、解約清算金の説明をしていないから契約の内容がよく分からなかったんだというデリバティブ・ユーザーの言い分は、荒唐無稽に近いものだと思っていました。一方、紛争になったときに金融機関側が言う、デリバティブや仕組債は単純だという主張については、一般の人が理解できるほどは簡単ではないというふうにも思っていました。

しかし、いろいろな人のお話を聞いてみると、理論的な毎回の損失の合計が解約精算金になるという、事情を分かっている人から見ると当然の理屈は、実は、かなり金融に詳しい人でも明確ではないということに気付きました。自分で、一見単純だけれども実は複雑だとか、分かる人にとっては常識であってもそれは分かっているから常識だと思うだけであって普通の人から見ると常識ではないんだということを常々言っておきながら、自分も同じ過ちに陥っていたようです。

ということで、まだ100%宗旨替えをしたわけではありませんが、少なくとも、「解約清算金の理屈なんて理解できて当然である」というふうには即座に言わないように気を付けようと思っている今日この頃です。


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