2013年3月31日日曜日

金融危機はもっと頻繁に起きてもいい?

金融危機が起きないような社会は、結果として成長性が低いのではないかという議論が(少し古いですが)FT紙に出てました。現在の日本の経済政策を過去の狂乱物価等と比較して「危ない」とか「むこうみず(って『向こう、見ず』なんですね)」だという批判があり、それはそれで正しいのでしょうが、しかし、それと比較して、デフレ安定の国とどちらがいいの?という議論と似ているなぁーと思いました。

確かにバブルというのは異常だったような気もしますし、オイル・ショックのときのトイレット・ペーパー買占めをニュースで見ていた世代からするとあんな時代が本当に来ていいのかという懸念もあるのですが、一方で、バブルちっくなときには世代が将来に希望を持てたし、社会全体に活気があふれていたのも確かなわけで、過去20年の日本と比較するとどちらがいいのかは明らかなように思います。

このFT紙にもあるように、必要なのはバブルを起こさないこと(コラムの趣旨は「金融危機を起こさないこと」ですが、言っていることは同じです)ではなく、ミニ・バブルとミニ・バブル崩壊を繰り返す、あるいは、部分的なバブルが循環的に(つまり、いろいろなセクターで順番こに)起きるという社会のほうが望ましいというのには一理あると思うんですが。そのほうが楽しい社会のような気はします。

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