イギリスでも購入版共同住宅が流行りつつあるという話がFT紙に出てました。理屈上のメリットは明らかで、庭とかいつも使うわけではありませんから、共同のほうがいいケースもありますし、不動産価値を高めるための植樹とかも、町内会としてやるという手もあるものの、実際に共有している場所であればそこを活用するというのも手ですよね。
ただ、日本でもそうでしたが、なかなかメインストリームにならないのは、日本では「財産」に対する個の意識は実は強いのでしょう。個の財産(もしくはlack thereofなのでしょうけれど)という基盤があって、その上での共同体意識というのは存在するのかもしれませんが、日本人の財産感覚からすると共有とか合有というのが馴染みにくいように思います。例外はマンションですが、結局、マンションの場合は建物1つに部屋がしきられているわけで、そこは割り切りやすいのでしょう。
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